終末君に会えるなら、ぱらぱぱぱ

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会社を辞めた元理系大学院生ニートのぼやき

仕事を必死に探さなきゃならない僕等

大学生になると嫌でも就職について考える。

「どういった働き方が自分に合ってるのか?」

「僕が社会に貢献できることは何か?」

考えるだけでは正解は見つからなかった。

働く意味ってなんなの?

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というのも僕はみんなが働いている理由がわからない。

働き方をざっくり分けると

「なくてはならないもの」と

「なくてもいいもの」に分類される。

 

例えば、水道・ガス・電気などのインフラ、食料の生産、最低限の衣服や、雨風をしのぐことができる家。

これらは全て、人間らしい生活を送るうえで必要なものだから「なくてはならないもの」だ。

だから、これらに関わる仕事をしている人がいる。

 

一方、お笑い・音楽・映画・ゲーム・小説など、別になくても生きていける、こういうことを言うと業界の人に怒られそうだけど「なくてもいいもの」もある。

そして、それらを生業としている人がたくさんいる。

 

 

この「なくてもいいもの」の仕事が世間一般のごく少数なら、わかるんだけど、世間を見渡すとそれらを仕事にしている人がいっぱいいる。

「なくてもいいもの」は文字通りなくなっても、生活するうえで何も困らないので、そういった仕事は別にやらなくてもいい。

とんでもなく面白いゲームが開発されなくても、人は衣食住がしっかり整っていれば生きられる。

 

働くことって基本的には嫌なことだよね。

誰もがやりたくないことを代行するから、対価としてお金がもらえるから当然、そんなものやりたくない。

 

ここで、もう一回話を戻す...。

僕はみんなが働いている理由がわからない。

 

いや、お金がないと生活できないから、嫌なことでも我慢して働くことはわかるんだけど、もっとシンプルで根底の話。

 

「なくてもいいもの」を無理して生み出そうとしているんだよね...。

シンプルに意味わからんくない?笑

経済学が苦手でして...

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ここまで、読んでくれたあなたなら気づいたと思いますが...

経済学・資本論・歴史・政策....

そのあたりの知識や理解が僕には圧倒的に足りてないです。

 

そこらへん詳しい方からすると「何言ってんだコイツ?」状態だと思います。

...すいません。

お金の循環を考えているのは、政府だったり、銀行などの金融だったりと、頭のいい人達が考えていて、

そういった「なくてもいいもの」を生業としている人達にもお金が巡る仕組みができあがっているということは、

これが正解なんだろうと思う。

仕事を必死に探さなきゃならない僕等

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ここでやっと、本題。

何度も言うけど、あらゆるモノが豊かなこの時代で無理して働く意味がわからない。

僕は物欲がないこともあってか、モノが足りないと感じることが少ない。

「こういう商品あったらいいなぁ...」と思ったものは大抵、商品化されている。

 

ここで、例えば

「こういう商品あったらいいなぁ...」

「でもそんなものないしなぁ...」

こんなことばかりだったら、仕事って見つけるのは簡単だと思う。

 

「もっとテレビは薄くて綺麗に映って欲しいなぁ」

「もっと燃費のいい車があったらなぁ」

「もっと気軽に電話できる端末があったらなぁ」

これらがすべて僕が大人になった頃には実現されていた。

 

本来こうやって困ることがあるから、それを解決するために仕事をしていた。

だけど、僕等がいま生きている時代はモノが溢れてる。

だから「こういうものがあったらいいな」を自ら作り出さなきゃいけない。