終末君に会えるなら、ぱらぱぱぱ

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会社を辞めた元理系大学院生ニートのぼやき

今からあなたに「ありがとう」って言いたい

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こんな怪しいタイトルの記事をクリックしてくれてありがとうございます。笑

はい。終わり。

 

ではなくて真面目な話をしたい。

 

僕は人に感謝することが下手で、それが若干のコンプレックスでもある。そうなった理由は僕が育ってきた環境にあると思ってる。

 

僕の家庭はちょっと裕福だった。

これは社会人になってから聞いた話だけど、父親は大手メーカーの管理職に若くして就任したらしい。おかげで、まわりの同世代の人よりお金を貰っていたと教えてくれた。

 

それを聞いた僕の感覚としては「やっぱ、そうか」だった。

 

小さい頃は毎年、夏になるとキャンプに連れてってくれたし、冬が来ればスキーに連れてってくれた。

クリスマスプレゼントも誕生日プレゼントも好きなものをくれた。

僕は小さいころから物欲がない子で、クリスマスプレゼントに「100円のポケモンカードが欲しい」と言ったら「本当にそれでいいの?」と何度も確認されたことを覚えてる。

僕がそんな調子だったこともあって、欲しいものがあってもクリスマス・誕生日・お正月を待てば買えるので「どうしても欲しいのにお金の都合で手に入らない」という感覚がなかった。

 

僕が大学生になって一人暮らしをさせてもらっているとき、

奨学金を借りずに済んだし、

仕送りは、貯金が減ったらその都度振り込まれた。

 

対して、周りの友達はというと、

奨学金は借りてるし、

生活費が足りないといってアルバイトをしていた。

 

そこで、自分の感覚がズレていることを実感した。

別にいい子ぶるわけじゃないけど、僕はそのことを「恵まれているラッキー」と感じるのではなく「みんなとズレている、しかも悪い意味でズレている感覚が嫌」と感じていた。

 

だからみんなと同じように家賃・授業料は払えないにしろ、生活費くらいはアルバイトで稼ぐようになった。

惣菜は半額になってから買ったし、電気代を気にして夏のクーラーはできるだけ使わないようにしたし、お金のかかるお店にはいかなかった。

ずっと、お金がないフリをしていた。

 

僕が一番好きな本「水野敬也著・夢を叶えるゾウ」には感謝することが大切だと書かれていた。

夢をかなえるゾウ文庫版

夢をかなえるゾウ文庫版

 

学生だった僕には難しい課題だと思った。 

 

社会人になって、自分でお金を稼ぐようになった。しかも入社した会社をすぐ辞めてフリーランスになったものだから、普通の人より貧乏な状況。

気づいたら今までの状況と逆転しちゃった。

その代わり、まえに比べて感謝することが少しは得意になれてるような気がする。

雨風をしのげる綺麗な家に住めることは当たり前じゃないし、おいしいご飯を食べられることは当たり前じゃない。

 

こじらせた感覚かもしれないけど、お金がなくてこういうことに気づけたのも悪くないな、と思う。

まぁ、いち早くお金ない状況を脱出したいけどね。笑。

 

ここまで、読んでくれてありがとうございました。