終末君に会えるなら、ぱらぱぱぱ

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会社を辞めた元理系大学院生ニートのぼやき

受動的ストレスより能動的ストレス

ストレスという言葉は悪い意味で使われることが多い。

本来の英語の意味は「負荷」。人間負荷があってバネのように反発しようとするから成長できる。

だからストレスって成長には必要なもので、今回はそんなお話。

受動的ストレスと能動的ストレス

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タイトルにある受動的ストレスと能動的ストレスは僕は今パッと思いついた言葉なんだけど...これから書くことを端的に表す言葉だ。

 

受動的ストレスというのは...

「他人から与えられるストレス(負荷)」のこと。

親から勉強しなさい!と言われる負荷も

上司からこれやっといて~と言われる負荷も、受動的。

 

対して、能動的ストレスというのは...

「自分から取りにいくストレス」のこと。

自分から○○やりたい!と思って取り組む際にかかる負荷が、能動的。

 

一般的に「ストレス」という言葉が悪く捉えられているのは、前者の受動的ストレスを受けている人が多いからだと思う。

「なんだよ..今勉強しようと思ったのにぃ」

「え、これも僕の仕事ですか..」ってな具合に。

(´・ω・)<鬱陶しいよねぇ...

これらはストレスだけど、「それに取り組むことによって成長できる」ということもたしかだ。

 

筋肉を増やそうと思ったら体に負荷を与えないといけない。それに似てる。

それぞれのストレスのメリット・デメリット

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受動的ストレスの

メリット:誰かが課題を与えてくれる

デメリット:余計なストレスが多い

 

能動的ストレスの

メリット:ストレスと感じにくい

デメリット:自ら課題を見つけることの面倒くささ

 

それぞれ対比してメリット・デメリットがあるんだけど「成長」ということに着目すると圧倒的に能動的ストレスの方が大事。

 

誰かに強いられる作業より、自ら率先して行う作業の方が学習スピードが早いのは言うまでもない。

つまらない勉強より、楽しいゲームの方が上達する。

でも、ゲームをやっていてもつまらない瞬間ってのはある。敵に負けたときとか。そこにストレスはあるんだけど、それはストレスと捉えにくい。

僕がこれを感じる理由

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ここまで抽象的な話ばかりしてきたから、次は僕が体験した具体例を交えてお話しすると。

僕は新卒で入社した会社を約8ヶ月ほどで退職した。

それは、会社にいれば受動的ストレスを感じることになるから。

「そんなの当たり前やん」

「甘えんな」

と思われる前に弁解したいんだけど、

 

僕は成長するためにもっと能動的ストレスを感じたかった(ドMではないヨ(^<^)。

新入社員に激務を押し付ける会社もどうかと思うけど、僕がいた会社はとてもぬるかった。先輩社員の姿を見ても「ぬるいなぁ...」と思ってしまった。

 

新卒と言えど大学院まで進学していた僕は当時24歳。

SNSを覗けば僕より凄い24歳なんてゴロゴロいた。

こんな環境に身を投じていてはダメだと思った。

 

まぁ、他にも理由はいろいろあるんだけど、なんやかんやで会社を辞めた。

会社を辞めてからというもの、毎日仕事をした。能動的負荷をかけまくった。

特別なスキルなんてなかったから、毎日毎日仕事に取り組んで月3万円しか稼げなかったときは、自分なんてまだまだ雑魚だと自負した。

それからもっと、もっと自ら負荷をかけてきて、

会社を辞めて5ヶ月目、会社員にいたときの倍くらいは稼げるようになった。

 

 これは能動的ストレスをかけたからだと思ってる

要は取り組むことは自分で選択しようって話

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最後に話をまとめると要は、

「取り組むことは自分で選択しよう」って話。

 

ここで僕が会社員のときに、あるビジネスマンがしてくれた話を紹介すると...

選択って自分でしているように見えて、環境によって選択をさせられていることが多い、ということ。

その環境というのは、「普通に考えたらこうする」とかっていう常識だったり「両親に○○しなさい」と言われたから、とかっていう人だったりする。

日本は裕福な国だし、あらゆることが自分で選択できるんだけど、実は自分で選択している人は少ないんだよ。

というお話。

 

つまり、自分で人生の選択をするというのは、当たり前なようで、意外とできていないということ。

能動的ストレスは自分を成長させてくれる。

だったら、自分で選択してくべきだなと、今回はそんなお話でした。