謙遜の文化ってどうなの?保険に入るのはやめよう
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「こんなことできるなんて凄いですね!」
「あなたの作品が好きです!」
「あなたのプレーかっこいいです!」
人ってわがままなもので、悪口を言われると気分を害するのに、褒められると
「いやいや、そんなことないですよ~」
「僕より上手な作品がたくさんありますよ~」
「今のプレーはたまたまですよ~」
なんて謙遜をする。
これ、やめた方がいいと思う。
謙遜の文化ってどうなの?
僕も謙遜をしちゃう。
それは何でかって言うと、世の中には自分より凄い人がたくさんいることを知っているから。
今はSNSがあって、実力が明確に可視化されて、すげぇ人が目立つ。
そんな人を見てると「自分なんてまだまだ..」と思わざるを得ない。
ただ、
「世の中にすげぇ人がいること」と
「自分が褒められたこと」は
これら両者は、全く関係ないことだ。
良いモノ・悪いモノ
という判断基準は人それぞれだから。
自分が好きな人が下手でも一生懸命作ってくれた料理は最高に美味しく感じるけど、
それが三ツ星レストランで出されたらクレームを言う人がいるだろう。
全く同じものなのに。
傷つかないよう保険に入りたがる
じゃあ、なんで謙遜しちゃうんだろう?
って考えたら
自分が傷つかないように保険に入っているだけだと思う。
「お世辞で言われたことを本気にしたら恥ずかしい..」
「期待されて次の作品で良いモノが作れなかったら..」
「ミスをしたときに失望される..」
そうやって、未来に起こりうるネガティブなことを想像して、そのときに受ける傷を最低限に抑えるために謙遜をする。
今の自分を乗り越えられるようにすればいい
傷つかないように謙遜するのはダサいと思う。
ものすごく守りの行動で、これから努力して、より良いモノを作ることを避けてるように思う。
人に褒められるほどなんだから、絶対それは「他の人にはなかなかできないこと」だもん。それは自信を持つべきこと。
ウザいかもしれんけど、
「僕の作品イケてるでしょ?笑」
「次はもっと良いモノ作るゼ」
くらいに返せるようになったらいい。
人間ってめっちゃ面白くて、できないことができるようになる生き物。
「不可能を証明することは、可能を証明することよりもウンと難しい」
ってセカオワの深瀬さんも言ってた。
できない(不可能)よりも、できる(可能)にフォーカスしよう。
仕事にしていることなら、なおさらやめるべき
謙遜、一番やっちゃいけないと思うのが、それを仕事にしているときだ。
1000円で料理を提供しておいて、
「あっちのお店の方が安くて美味しいですよ~」なんて言わない。
てか、それを言うとお客さんに超失礼..。
失礼ってことに関していうと、謙遜は同時に誰かをバカにすることにもなるからね。
「自分なんて料理へたくそですよ~」
なんて言ってしまうと、その自分より料理ができない人のことを「へたくそより下手なヤツ」という超失礼なことを言っていることになってしまう。
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こうやって考えてると、謙遜ってあんまいいことないな、と思う。
「調子乗って誰かにバカにされたら...」
なんて考えたなくていい。
誰もあなたのことを真剣に評価してないし、
最も大事なのは自分の評価だし、
万人からウケるものなんてないし、
ただただ人をバカにするような人の意見は無視すればいい。
保険に入らなくてもいいよう、精進しよう。