終末君に会えるなら、ぱらぱぱぱ

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会社を辞めた元理系大学院生ニートのぼやき

車は平気で兵器に

タイトルにダジャレをかまして寒い思いさせてすみません。記事の内容はいたって真面目です。。

車は平気で兵器に

tokunoriben.hatenablog.com

ぶっちゃけ僕が伝えたいことは、この↑記事が素晴らしく&わかりやすくまとめてくれているので、↑記事の方を読んでほしい。

上記の記事の内容はタイトルの表す通り、

車の運転って難しいのに、許されすぎてね?

ということ。

 

ニュースで定期的に流れてくるので、もはや慣れてきてしまっているのではないかと思うのですが、若い命が誰か一人の不注意運転によって亡くなりましたよね。

ほんと、悲しいニュースです。誰もが心を痛める出来事ですが...

 

今日も普通に車って走ってるんですよね...。

いやぁ...怖い...

もはや戦争

「交通戦争」という言葉、ご存じですか?

交通事故で、命を落とす人の数って戦争に匹敵するんです。

 

1日に交通事故で命を落とす人、なんと10人。

多い年だと、1年間で1万人もいるそうです。

 

この数、日清戦争で戦死した人の数1.3万人に匹敵する数です。

ちなみに引用元はこちらの文献です。

日本で1日に起きていることを調べてみた: 数字が明かす現代日本

日本で1日に起きていることを調べてみた: 数字が明かす現代日本

 

どうでしょうか...

僕はこの数字を見たとき、想像以上に多いと感じました。

僕らがニュースで見ているのは、ほんの一部なんだと。

 

これ、星新一さんのショートショートにもでてきそうな筋書きですよ..。

「晴れて戦争はなくなった!」

「テクノロジーが進化して便利になった!」

「いやー、今日も平和だなぁ」

そんな会話がなされているウラ側には、交通事故で多くの死者がいた...。

 

形を変えて今、この時代にも戦争は起きているといっても過言じゃないんです。

父の教え

僕は大学生のときの運転免許を取った。そりゃ、自分の手で運転できることが嬉しくて

「今度友達とどこへ行こう?」

などと妄想を膨らませていたら、父からこんなことを言われた。

 

人を乗せて運転したら、あかん!

!?

なんやと!?

なんのための運転免許や!?

と思ったけど、父の言いたいことはすごくわかる。

 

「人を乗せて運転して、それで仮に事故って、自分だけが助かることがあろうものなら、お前の人生真っ暗だぞ。いっっっっしょう、その罪を背負って生きていくんだぞ」

 

まじで、そうだと思う。

とはいえ、そんなこと言ってたら一生運転できんやん。の一点張りで、運転の許可は得れたんだけどね、、た、たぶん。

 

ただ、その父の忠告があるから運転する際はめちゃめちゃ気をつけてる。

「一瞬の気のゆるみが、一生の罪を生む」みたいなキャッチコピーを見たことがあるけど、ほんと一瞬でも気を緩めたらやべぇんだと。

人間はミスをするもの...なのに

車の運転は難しい。マジでいまだに理解できない車の仕組みがある。

  • ブレーキとアクセルの違いなさすぎ
  • 死角多すぎ

ブレーキとアクセルの踏み間違いで、コンビニに突っ込むという漫画みたいなことが、リアルで普通に起きてるし、

あれだけゴリゴリに金属でコーティングしてるもんだから、死角が多い。車の近くで子供がしゃがむと、運転席から見えないわけで、そういった可能性がゼロじゃないのに、発進するの怖すぎ。

 

そもそも車が使い物として安全性に欠けるものなのに、それを扱う人間がミスをする生き物だから、そりゃもう事故は起きるわけだ...。

 

例えば、飛行機の事故は起きにくい。なぜなら操作する人が超一流だから。運転許可を貰うのにものすごい技能が必要なわけだ。

ミスれば死の可能性があるというのに、対して車はというと、運転許可のハードルがものすごく低い。

もはやだれでも講習所へ通えば誰でも免許は取れてしまうし、一度取ってしまえば更新は実質講義を受けるだけで済む。

 

運転は難しい、操作する人間はミスをする、運転許可のハードルがものすごく低い...

もう、事故が起きる要因ありまくりです...。

どう対処すべきか

この戦争並みの脅威にどう対処すべきか...

それはわからない。

 

今すぐ車禁止!とはならないし、

高齢者免許剥奪!も厳しい

 

「もうしょうがない、これら死を受け入れよう」なんて身勝手な発言もできない。てかするべきではない。

 

僕一人が考えて解決法が見つかるなら、もうとっくに解決してる。

 

ただ、自分がどう動くかは自分で決められる。

それこそ、一瞬でも気を緩めたら、一生の罪をうむ、という意識を強く持つだけでも少しは変わるだろうし、

道を歩く際は、車に気をつける。「もしあの車が自分の方向に向かって進んできたら...」と少し想像するだけでも、運命は変わることだってあるだろう。

 

これは車に関してだけでなく、

一人一人の意識を変えることはとても重要なこと。

これだけは、言える。

 

国を作ってるのは、国民一人一人なんだから、

「国を変える」とは「国民一人一人を変える」ことに等しい。

 

ニュースを見て

「交通事故起きたんだ」

「悲しいね」

で次の日に忘れちゃダメなんだ。

 

免許剥奪・自動運転・交通法改正など、制度に解決を委ねちゃダメ。

だって、車を作るのも人、事故を起こすのも人だから、人が変わらないと根本的な解決にはならないんだと思う。

 

僕たち一人一人が自分の行動を変えられるかどうか、

たったそれだけのことで世の中は変わるんじゃないかと思う。